パック料金プランは、調査費用をはじめ諸経費などが含まれている定額プランです。
時間制や成功報酬型プランと違い、後から追加料金を請求される心配のない料金プランなため、追加費用が発生しやすい難易度の高い調査や、時間のかかりそうな調査でもお得に調査できることから人気の高い料金体系。
この記事を読めば、パック料金の特徴やパック料金に適している調査、注意点などが分かります。
「浮気調査をしたいけど、ぼったくられないか心配」「料金が高額で探偵はちょっと・・・」という方はぜひ最後までお読みください。
探偵事務所のパック料金とは?他プランとの違いを比較
浮気調査の料金プランには、パック料金プラン・時間制プラン・成功報酬プランがあります。
パック料金プランは、定額制を採用して「あらかじめ決められた料金内で調査やサービスが受けられる」料金プランで調査が長時間に及ぶ場合に選ばれるお得なプランです。それぞれの特徴を比較しながら説明します。
各プランの特徴を比較
メリット | プラン | デメリット |
1時間あたりのコスパ良く調査可能 | パック | 調査が短時間で終わると割高 |
料金が明朗で短時間調査と相性◎ | 時間制 | 長時間になるにつれて高額になる |
成果に応じた料金で証拠の精度にこだわれる | 成功報酬 | 成功の定義があいまい・高額になりがち |
時間制プラン
時間制プランは「1時間10,000円」というように、1時間あたりの料金が決められているプランです。
調査にかかった時間・調査員の人数・交通費などの実費経費により総額が決まります。
浮気の情報が揃っていて、短時間で済む場合に最適でお得なプラン。
成功報酬型プラン
成功報酬型プランは、成果に応じて料金を支払うプランです。
「失敗した場合は一切の費用をいただきません」「成果があった場合のみお支払い」「調査結果が出なければ0円」など探偵社によって「何を成功とみなすか」という点でトラブルになることもあるので注意が必要です。
調査が成功しなければ費用を払わなくて良いのは一見すると大きなメリットですが、短時間で調査が終わった場合も高額な成功報酬を払わなくてはいけません。
調査にかかりそうな時間や、パックの方がお得にならないかよく考える必要があるでしょう。
パック料金プラン
パック料金プランは「10時間◯◯万円」というように、浮気調査やサービスなどが一律料金で利用できるプランです。
「初回限定プラン」「他社で失敗した人の救済プラン」など、探偵社によってお得なプランが用意されており「最終的にいくらになるのか分からない」という不安がないことから人気の料金体系のひとつ。
時間制と比較すると、1時間あたりの料金が安くなるのが特徴で「調査にどのくらい時間がかかるか分からない」という方にオススメのプランです。
パック料金の費用相場
パック料金プランの料金相場は、探偵事務所や調査内容などによってもさまざまですが、おおよそ次のようなイメージです。
- 20時間:40~50万円(調査期間1週間~1ヶ月程度)
- 30時間:60~70万円(調査期間10日~2ヶ月程度)
- 40時間:80~90万円(調査期間1ヶ月~3ヶ月程度)
万が一超過した場合は追加料金を支払うことで延長に対応してくれます。延長をする際は事前に確認の連絡をしてくれますので、勝手に延長をされる心配はありません。
「5時間の調査を4日に分けて行う」などといった自由度の高い使い方ができます。
探偵にパック料金で依頼する3つのメリット
- 最初に料金の総額が分かる
- 長時間になるほど1時間あたりの料金が割安になる
- 料金をごまかされない
金額が決まっているので安心
時間制プランだと、調査時間が長くなるにつれてどんどん料金が加算されていき、最終的にいくらになるか分からないというデメリットがあります。
パック料金なら、調査が難航しても料金が変わらないので最終的な料金に不安を感じることがありません。調査が終わったら「100万以上の請求が・・・」と目が飛び出るような金額になることも珍しくありません。高額な追加料金の心配をしなくて済むのは安心ですよね。
1時間あたりの金額が割安になる
調査にかかる時間が長くなるほど単価が安くなります。長時間に及ぶ調査では1時間あたりの単価が安いに越したことはありません。
数時間で終わるような簡単な調査でない限り、パック料金プランの方が結果的に安く済むことが多いです。
テーマパークに入った調査対象者を追尾する、飛行機や新幹線に乗ったなどという場合の経費は別途請求となります。
料金をごまかされずに済む
パック料金プランは シンプルで、水増し請求されにくいこともメリットです。
良心的な探偵事務所はそんなことはしませんが、悪質な事務所では不正な水増しによる高額請求の事例も。例えば、
- 調査員は2名しか配置していないのに、3名分の料金を請求
- 本当は3時間しか調査していないのに5時間分を請求
- 調査していないのに調査したことにして請求
- 交通費の水増し請求 など
時間制プランでは、調査員が動くたびに支払いが発生するので料金の詳細が不透明になりがち。リアルタイム報告を受けることで、不正な請求を未然に防ぐことができます。
探偵にパック料金で依頼する3つのデメリット
- 調査途中でプラン変更ができない
- 短時間で調査終了した場合は割高になる
- 契約時にまとまった費用が必要になる
プラン変更ができない
パック料金は定額料金で調査を行うため、時間や人員、調査にかかる経費などは、調査依頼をする段階であらかじめ決められています。
そのため「調査をしてみたら短時間で終わってしまった」という場合に後から「時間制に変えたい」と言っても変更できません。
短時間で調査終了した場合は割高になる
プラン変更は難しいですが、早期解決により未消化分の費用を返金してくれる探偵社もあります。
調査内容によっては、パック料金より通常の時間料金のほうが良い場合もあるので契約前にしっかりと相談をしておきたいですね。
契約時にまとまった金額が必要になる
パック料金プランはほとんどの場合で先払いとなります。そのため契約時にまとまった金額が必要になります。
大手の探偵社なら、クレジットカードやローンにも対応していますが、現金しか対応していない個人探偵事務所もあるため支払い方法も確認しておきましょう。
パック料金に向いている調査
- 対象者の行動が全く読めない
- 対象者が旅行や外泊をして帰宅が翌日になることがある
- 浮気の確証がなく「とりあえず1週間尾行してみたい」など
パック料金は、長時間の調査が予想される調査に向いています。
ある程度の事前情報があれば、浮気している可能性の高い日を狙って調査を行うことができますが、対象者の行動が全く読めない場合は調査をしても証拠が出てこないことも。調査をしながら普段の行動パターンを分析する必要があるので、その分調査が長引く傾向にあります。
自身でも浮気の兆候を図りながら、いざというときにスグに調査に対応してもらえるようパック料金で契約しておけば、割安に調査を行うこともできます。「即日対応」と言っても契約をかわさないことには探偵も調査ができないため、長期戦が予想される場合には、パック料金がもっとも費用をおさえてしっかりと調査ができるプランといえるでしょう。
パック料金のメリットデメリットをしっかりと理解して、よく相談しながら契約内容を決めることが費用を安く抑えるコツ!
パック料金のある探偵事務所オススメ5社
MR探偵事務所
総合探偵社AMUSE
うな探偵社
綜合探偵社MJリサーチ
原一探偵事務所
パック型で依頼する際の確認事項
パックプランの確認事項
- 調査員は何名分の金額なのか
- 調査報告書の作成日、機材や車両費、交通費などどこまで含まれているのか
- アフターサポートの内容
- 余剰分の返金はあるか
- 1回あたりの最低稼働時間
- 購入時間数を使い切る有効期限はあるか
- 支払い方法
料金パックにどこまで含まれるのかをしっかりと確認して、思わぬ追加請求にならないようにしましょう。
まとめ│プランごとに見積もりをとって比較をしよう
パック料金で調査依頼を考えている方は、ご自分の依頼内容がパック料金プランに適しているのかを見極める必要があります。
ご自分の依頼内容を詳しく探偵に相談して、料金プラン毎に見積もりを出してもらいましょう。
複数のプランで見積もりをしてもらえば、違いもハッキリするので、どのプランが自分にとって一番お得なプランなのか判断することができるはずです。